森寺内科

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お問い合わせ TEL 078-411-4143

健康ライフ

平成15年12月号
神戸糖尿治療研究所
森寺内科 発行

あなたの骨はだいじょうぶですか?

骨粗鬆症とは

加齢に伴う骨の老化現象の中で、
最も多くみられるのが骨量の減少です。
骨量の減少が何ら中の原因で病的に
方進した状態が骨粗鬆症
なのです。

骨粗鬆症の『鬆』とは大根などにすが入った
状態をさす言葉で、本来緻密である
骨の組織がスカスカになった状態
をいいます。

我々の体の骨量は成長とともに増加し
20〜30才頃に最高に達する。
それ以後は次第に減少し女性では、
閉経後に急速な骨量の減少が起こることが
知られています。

骨は一度成長がとまると、長さ・太さも
一定になり一見変化がない様に見えますが、
実際は骨の組織は常につくり替えられ、
新鮮な組織で強度を維持しています

つまり骨は日夜、古い骨を吸収し新しい骨が
形成されているのです。
この骨の吸収と形成のバランスが崩れると
骨はもろくなります

加齢による骨量の変化
(橈骨の骨塩量)
男女とも20歳代が骨量のピークで、それ以後徐々に骨量が減少する。男性のほうが女性より骨量が多く、加齢に伴う骨量の減少もゆるやかなのに対し、女性では閉経後の50歳以降に急激に骨量が減少する。

骨折の好発部位

骨粗鬆症で問題となるのは骨折です。
骨粗鬆症患者の中で年間約15〜20万人に骨折が発生しています。
背椎圧迫骨折・大腿骨頚部骨折・橈骨末端骨折は好発部位です
背椎、大腿骨の骨折では寝たきりの原因になります。

どのようにして検診するのですか?

血中のCa(カルシウム)、P(リン)、AI-P(アルカリフォスファターゼ)の測定、
尿中のNTxの測定、X線撮影などによる骨量の減少の測定、
最近では超音波装置による骨密度を簡単に測定することができ、
正確に診断できます

骨を丈夫にするには

骨を丈夫にするには、骨の材料のカルシウムをたっぷりとることが大切です。
また、ビタミンDはカルシウムの腸からの吸収を良くし、骨のカルシウムの取り込みを助けます。
その他、太陽の光にあたり運動することが必要です。

カルシウムの多い食品は・・・

  • 1)牛乳・乳製品:牛乳・ヨーグルト・チーズ
  • 2)魚介類・海藻類:わかさぎ・いわしの丸干し・ししゃも・ひじき・しらす干し・桜えび
  • 3)大豆製品:豆腐・厚揚げ・油揚げ・おから・納豆・ゴマ
  • 4)野菜:小松菜・春菊・大葉の葉・かぶらの葉